ホテルの臭い、原因と対策

旅行や出張で宿泊するホテルでは、時々、臭いが気になる部屋に当たってしまうことがあります。
臭いが気になると、せっかくの旅先でもゆっくりすることができません。
部屋を替えてもらえるならそれに越したことはありませんが、いつも部屋を替えてもらえるわけでもありません。そんな時のことを考えて、事前にちょっと準備をしておきましょう。

ホテルの臭いの発生源はどこ？

ホテルの臭いの発生源には次のようなものがあります。

室内に持ち込んだ「食べ物」

室内にスナック菓子を持ち込むことも多いですが、これが臭いの原因になります。特にキムチは発酵臭があるので、消臭がしっかりとされていないと臭いに閉口する人も多いでしょう。また、「生モノ」などを持ち込んだ場合、食べきれないところから腐敗臭が漂うこともあります。

タバコ

ホテルでは喫煙が可能な部屋もあります。部屋のタバコの臭いは喫煙者には気にならない方も多いですが、タバコを吸わない人にとってはかなり不快な臭いになります。

予約の際に禁煙ルームを選べるホテルもありますが、残念ながらすべてがそういうわけでありません。喫煙室に泊まることになる可能性もありますので、不快な思いをしないためにも消臭効果があるアイテムは持って行くとよいでしょう。

ホテルでの臭い対策

ホテルの多くは臭い対策をしているため無臭の場合も多いですが、万が一臭いが残っている場合は次のような方法がおすすめです

換気扇を使って対策

部屋に換気扇がないホテルは、ほぼありません。そのため、もしホテルの室内でにおいが気になるようなら、換気扇を上手に使って消臭してみましょう。

すべての窓と給気口を閉じた後、部屋の窓か給気口を開いて、換気扇を一晩動かすと、ほぼ臭いは消えます。

窓と扉を使って対策

部屋に窓や給気口がない場合は、換気扇での消臭ができません。
もしそんな部屋で消臭したいなら、収納部屋に面している部屋の窓と給気口を全開にすると、扇風機を回すだけで臭いも消えます。ポケット扇風機など、夏に持ち歩く方も多いと思いますが、扇風機もない場合には手持ちの扇風機でもOKです。

除菌・消臭剤も活用

旅行や出張の荷物に携帯用の除菌・消臭剤も忍ばせておきましょう。さっと吹き付けるだけで消臭だけでなく、除菌効果も見込めます。小さいアイテム一つで、旅先でも安心して過ごすことができます。