飲食店の厨房 & ホール、除菌のポイント
2020年6月からHACCPの考えを取り入れた食品衛生管理がスタート、2021年6月から義務化になります。
飲食店では、厨房にもホールにもクリンリネスを意識することがとにかく大切。
コロナの時代には、見た目のきれいさだけでなく「除菌・ウィルス除去・消臭」も積極的に取り入れていかないといけません。
加えて、食中毒や異物混入を防ぐためにも、スタッフ一人ひとりがクリンリネスの意識を持つことが大切です。
飲食店に必要なクリンリネス ~厨房編~
厨房では雑菌の繁殖しやすいまな板や調理器具を使っていることもあり、特に徹底したクリンリネスが必要です。
(キッチンで使われるまな板には、トイレの約200倍!の雑菌がいるといわれています)
クリンリネスがしっかりしていないと、食中毒はもちろん異物混入などの問題が発生しお店の評判を落とすだけでなく、営業中止や閉店に追い込まれてしまう可能性すらあります。スタッフも含めた質の高い意識付けが必要です。
厨房のクリンリネスで一番重要なのは、「細菌やウイルスを増やさない」こと。調理器具はいつも清潔に保つ必要があるため、水気をふき取るだけでなく、除菌力があるスプレーを活用して除菌を心がけましょう。
また、洗剤とブラシを使ってしっかりと菌を洗い流すだけでなく、ゴミはこまめに捨てて、冷蔵庫の掃除もしっかりと行うようにしましょう。冷蔵庫は人の手が触れるドア部分などに雑菌が繁殖しやすいので、除菌スプレーを使ってこまめな除菌が必要です。
飲食店に必要なクリンリネス ~ホール編~
ホールのクリンリネスを考える時に最も大切なのは、「お客様の視点でチェック」することです。お客様の行動やお客様の心の動きを想像しながら、先回りして手を打つことがポイントです。
例えば、トイレ。
トイレを掃除する場合、スタッフはトイレに向かって掃除をしますが、実際にお客様がトイレを使用する時は、反対側を向いてトイレに座り、下から上を見上げるような形になります。スタッフからの視線でキレイにしたつもりでも、まったく反対側のお客様の視線で見ると全然きれいになっていない…、そんなお店のトイレはたくさんあります。
コロナの時代には、「お客様自身が安心する除菌対応」も必要です。
お客様が自由に使用できる除菌スプレーの設置はもちろん、触れる回数の多いドアノブや呼び出しボタン、メニュー表などの除菌もこまめに行う必要があります。トイレの清掃回数も増やして、便器や洗面台、ハンドドライヤーもチェックすることが大切です。
セルフサービスでトングなどを利用している場合も、途中で取り換えるなどして、お店の中をできるだけ清潔に保てるよう心がけましょう。
加えて、こまめに除菌していることをお客様に知っていただくことも安心につながります。お客様に向けて、しっかりと情報提供や告知をしましょう。
ホールのクリンリネスは、お客様が安全に気持ちよくお店を利用するためでもありますが、スタッフ自身の健康管理のためでもあります。スタッフ一人ひとりが意識して、除菌を心がけてください。
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「アルコールを使っていないのに、そもそもちゃんと除菌されるの?」と気になる方もいるかもしれませんが、そこはご安心を!
「除菌=アルコール」というイメージの方が多いのですが、アルコールフリーの除菌剤には、アルコールに代わる除菌成分が含まれているためしっかりと除菌できます。むしろ、アルコールよりも除菌作用が強く、アルコール臭もしないので飲食店で安心して使える除菌剤です。また、弱酸性で手肌にやさしいので、毎日利用する飲食店にもうれしい製品です。
除菌はお客様のために行うのはもちろん、スタッフのためでもあります。
ウイルスや細菌が繁殖しないように、ぜひ除菌スプレーを上手く活用しましょう。